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2021-02

母親が働くということ   古くて新しい問題・・・

ろりぽっぷ 1153号 2021年1月15日

 

母親が社会に出て働くということは古くて新しい問題でもあります。ちまたでは、女性が働きやすようにハード面での整備が進められていますが、実際に子育てをしながら働く女性の大変さや悩みなどは後回しにされているように思います。子育ても一段落したし、そろそろ仕事を考えてみようかなというお母さんもきっといるはず。そこで今回は、子育てと仕事についてです。

私が、お母さんたちと同じ30代半ばの頃、子育てをしながら仕事をすることについて悩んでいた時期がありました。その頃の思いを記した40年前の文章から・・・。

 

共働きを辞め、家にいるようになってから6年。未だに一時休業のつもりでいるものの、再就職する気力もあてもなく日々が過ぎていきました。辞めて一年間は毎夜のように仕事の夢を見ました。それは長男の大病などで、両立の難しさ、苦しさに打ちのめされて、子どものためにも自分自身のためにも家に入った方が良いと判断した私には不思議にさえ思えました。時間に追われた日々から一挙に我が子で家のために過ごす時間、それは喜びでもあり、反面、仕事に対する充実感を感じていた私には、認められることのない黙々としたあてどのない心の戦いでした。なぜ仕事をしたいのか?子どもはどうするのか?母親不在の子どもの性格への影響は?そこまでの困難を排して働いても、それに見合うだけの収入が望めるのか?つき詰められると夫を納得させるだけの決め手がなく、すごすごと引き下がるしかない私。友人と会えば、仕事への渇きを語り合い、何とかチャンスを得たいと思いながらも、3年、4年と経つうちに、今はどうにもならぬと観念して、心を穏やかにする方法も身につけました。

 

そして、悩みの期間を置くこと17年。45歳の時に縁あってこの仕事に就きました。その間、PTA活動に明け暮れたり、仲間と読書会を立ち上げたり、生活クラブに加入し、食について学んだりと、いろいろな活動を経験しましたが、そのすべてが今の仕事に役立っていると感じています。子育ての中にも子と共に母親も成長していきます。むだな事は何一つありません。

働く、働かないは、その人の環境や価値観によって様々であっていいと思います。目の前の事に一生懸命取り組む事で、人は必ず成長できると信じています。ただ、社会へ向けてのアンテナはしっかり持ち、チャンスがきたら逃げずに掴む、その覚悟さえあれば後悔のない生き方ができると思うのですが・・・いかがでしょうか。    (園長)

 

 

ちくっと刺さったら どうしよう =年長 雑巾縫い=

ろりぽっぷ 1154号 2021年1月22日

 

大寒(20日)が過ぎ、あとは立春を待つばかりになりました。1年中で寒さが一番厳しい時期ですが、コロナもこの厳しさを耐えたら良い兆しが見えてくるのでしょうか。

自然界では着々と春を迎える準備が始まっています。園庭のコブシの枝には銀色のうぶ毛に包まれた芽。そして、ジンチョウゲには赤紫の固いつぼみがひそかに春支度に入っています。何もかも灰色のこの季節、小さな春の兆しを見つけるのも楽しいですね。

さて、今週は年長さんがお針の体験で雑巾縫いをしました。子どもたちが縫いやすい薄手のタオルを元園のスタッフからたくさんいただいたので、チャンスとばかりにお針に初挑戦。大きい縫い目はご愛嬌。カラフルな糸を使ってちょっとポップな雑巾が出来あがりました。糸通しや玉結びはまだまだハードルが高いですが、子どもたちは自力で縫い上げたマイ雑巾に大満足でした。

早速完成した雑巾で、おままごと道具やピアノを乾拭きしたり、遊びに取り入れて楽しんでいました。(園長)

お年玉 本物のお金でお買い物

ろりぽっぷ 1153号 2021年1月15日

 

今週は園だよりをお休みするつもりでしたが、お年玉でお買い物の子どもたちの姿がとても真剣で楽しそうだったので、早くお伝えしたいと号外を出すことにしました。

 

年長は例年ならば、地域の駄菓子屋さんに行ってお買い物をするはずでしたが、お店の方が高齢なことと、ご主人がご病気ということで断念いたしました。ということで、3・4・5歳全員が、バスのおじさん開店のお菓子屋さんに出かけ、思い思いに好きなお菓子を買いました。もちろんお金は本物です。3歳は30円、4歳は40円、5歳は50円。お菓子とお金を交換し、「買う」ということを体験しました。

 

3歳児 〇1つ10円のものを15種類。人気はゼリー・ラムネ・マシュマロ。

〇初めてなので、お金とお菓子の交換の意味がよくわからずキョトン。

4歳児 ●親と一緒にお買い物経験あるなしが反映していた。どうしてよいか困っていた子も・・・。

●即買いあり、最後まで悩む子あり、個性様々。

5歳児 ◎50円をどう組み合わせて使うか悩んでいたが、お金のやりとりもスムーズで使いきれない子はいなかった。

 

それにしてもキャッシュレス化が進み、リアルにお金を使うことが少なくなりました。「おつり」ってなあに?という子どもも出てきていると耳にします。金銭感覚を養うことの難しさを痛感していますが、ろりぽっぷはもう少しアナログにこだわっていきたいと思います。(園長)

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